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災害食体験

以前より計画していた災害食体験を行ってみました。

カップラーメンや冷えたカレー(パウチ)なども考えましたが、一番ハードルが低そうな乾パンをおやつの時間にチャレンジしてみました!

乾パンを知っていて食べたことのある子や、初めて食べる子など、様々でしたが、食べる前に、「食べ物はいつも大事だけど、災害時にはもっともっと大事な物になるからね」と伝え食べ始めました。

おやつの時間に食べたのが良かったのか、みんなしっかりと完食することが出来ました。

「硬い・・・」といいながらも、みんな一生懸命噛み、飲み込んでいました。

今回はおやつという立ち位置で食べる事が出来ましたが、実際に災害が起きた時には、おやつではなく食事として食べる事になるかもしれません。

長期休みなどに、クッキングをして、料理を作る楽しさ、食の大切さ、食べられるものを増やすチャレンジをしていますが、少しでも食べられるものを増やし、いざという時を乗り越えられたらと思います。

というのも、前回の大きな震災が起きた時に、保護者の方から「こどもの食べられるものがなくてかわいそうなんです」という声を聞きました。

その時の保護者の方の表情や気持ちがすごく頭に残っています。そのため、食べられるものを増やしていき、いざという時には、少しでもお腹を満たすことができたらいいなという思いが常にあります。日々おやつの時やクッキングでみんなで食べる時には、匂いを嗅ぐだけでも、ぺろっと舐めるだけでもチャレンジするよう子どもたちには伝えています。そして、食べられるものが、大好きなものが増えていったらいいなと思います。

今回食べた物は、この袋タイプです

事業所に保管しているものが、この缶のタイプです