日々子どもたちと活動をしていると、「やりたくない」「やらない」「できない」という言葉を耳にすることが多々あり、悲しい気持ちになることがあります。。
「やってみようかな」と思うためには、自信を付けたり、「失敗しても大丈夫」と思える気持ちが大切です。そして、プラスして動機付けも重要なポイントになります。
動機付けには2種類あり、
①内発的動機付け・・・「これが楽しいから続けよう!」「できるようになるのが嬉しい!」など、自分自身の内面から湧き出てくる意欲に基づくもので、
②外発的動機付け・・・「これをやったらゲームを買ってもらえる」「テストを頑張ったらおかし買ってあげる」など、報酬によって子どもに行動を起こさせるものです。
それぞれにメリットがあり、①は自分で楽しさや喜びを感じられるため、自主的・主体的に考える力が養われます。②は、子どものやる気を効果的に導きます。
メリットがあるということはデメリットもあり、①は短期間では成果は得られにくいこと、②は報酬がもらえないとそれ以降は行わない(継続しない)ということ。また親や社会からの期待や要求に応えるため、プレッシャーを感じ、子どもの心理的な健康に悪影響を及ぼすことがあります。
そのことで、様々なことに不安を感じたり、自信を失ってしまう可能性があります。
そう考えると、内発的だけがいいじゃん!と思いますが、そんな簡単にはいかないのが子育てですよね・・・
なのでUPルームではどちらも使い療育をしています。
がんばり表(目標達成でシールゲット)を使ったり、言葉やグッドサインで褒めることもあります。
褒める時には、トライできたこと、出来るようになったことをポイントに褒めます!!そうすることで、「チャレンジしてみてよかった」「これができるようになった」と子ども自身が感じ、少しずつですが、自信につながっていきます。
『自信』という武器を手に入れた子どもたちは、様々なことに興味を持ち、広い世界(今までやったことないこと)に飛び込む勇気を手に入れることができます。
勇気をもって、子どもたちが「やってみたい!」「楽しそう!」と感じられるような活動を、職員全員で考えていきます!🎉